“酒毎”をご覧の皆さん、こんばんは。ミッション“来福”を終え、佐伯に帰るなり早速仕事をこなし、缶ビール一本をグビっと呑み干したあとうたた寝…気付いたらこんな時間になっていて慌てふためいている酔っ払い料理記者です(汗)
いや~…福岡取材、本当に楽しかったです!久々に学生のころのような“夏休み”を体感できまして、快く送り出してくれた強打者Tに、この場を借りてお礼を…サンキュv
では、少しだけ時間を戻して、昨日のランチの模様を二部構成でご紹介しましょう!その空間(オモローな)と味わい(デリシャスな)について!!

記者は和専門の料理記者…イタリアン、フレンチ、その他の多国籍料理店では借りてきた猫状態となり、まるで違う人間に成り下がる。
視線は泳ぎ落ち着きはなく…気難しそうな店主に当たってしまうと相手の顔色を伺いながら自分が何を聞いているのか分からないほど舞い上がってしまう。
そんな記者が初めてのインド料理取材…店の前に辿り着くと、そのオリエンタルな雰囲気に、もうとってもディープ・ブルーになっていた(汗)
まず、店内をチラリ……客が一人も居ない。
もう一度、店内をチラリ……店の人間も居ない………ココ、流行ってないのか?
お店の人とマンツーマンは嫌だな…また今度にしようか…イヤ、今回は他ジャンル取材するんだ!!などと心の中での葛藤に打ち勝って、やっと入店(汗)
お店に入るとインド人を模写したであろう絵画やエスニックな飾り物…う~ん、オリエンタルだ!などと関心してる場合じゃない!!早速ファーストコンタクトだ!!!
記者 「すみませ~ん、こんにちは」
店主 「ハイ~、イラッシャイマセ」
オリエンタルなムードは店だけではなく、店の人にも施されていた。
難しく表現したが、つまりインド人だ!!
弱ったな~…日本語通じるのだろうか(汗)
記者 「あの、1人なのですが、カウンターでお願いします」
店主 「ハイ~」
記者 「暑いですね」
店主 「ハイ~」
記者 「じゃ、このカレーを!」
店主 「ハイ~」
おっ、良かった!通じてる通じてる!!
店主 「ナンニシマスカ?」
記者 「え?このカレーを…」
店主 「ハイ~」
あれ?聞こえてなかったのかな?と自分を責める記者に店主の追及は続く!
店主 「ナンニシマスカ?」
記者 「え?だから…このカレーを…;」
日本語通じてるのかな…
店主 「???」
記者 「???」
二人で困っていると店主がメニューをめくり始め、あるページを指差してもう一度…
店主 「ナンニシマスカ?」
ハッ!“ナンニシマスカ”って“何にしますか”ではなく“ナンにしますか”ってことなんだ(汗)
記者 「い、いえ、ライスでお願いしますです;」
店主 「ハイ~」
やっちゃった~…最初から大ボケかました~(汗)
奥で店主とスタッフがヒンドゥー語で笑いながら話してる~(汗)きっとオレのこと笑ってんだ!もう帰りたいよー(恥)
そうやって冷汗をかきながら待っていると、頼んだカレーと特盛りのライスが供された。
店主 「ドウゾ」
記者 「ハイ~!」
い、いかん!店主のがうつっちゃった!!っていうか完全に主導権握られちまった(汗)
それにしてもライスの量は多いな~…カレーの3倍はあるんじゃないか?
そんなことを思いながらチャカチャカとサジでカレーをライスに一杯ずつ掛けながら食していたのだが…ライスに全部掛けて日本式に食してもノープロブレムだったようだ(汗)
こんなところにも主導権を握られてしまった動揺が顔を出していた。
でっ!そうこうしている間に食事は進んでいったのだが何せ多いライスの量…半分を食すころにはルウはすべてなくなっていた!!!
さて、困ったぞ(汗)店主とスタッフの女性はずっとコチラを見つめたまんま!インドの人って妙に眼光が鋭いよな~(汗)表情がかなりシャープだ(涙)
そ、そうか!分かったぞ!!どうせ料理取材だ!!!もう一杯違うカレーを頼めば良いんだ!!!!オレは何て頭が良いんだ!!!!!よ~し!!!!!!
記者 「すみませ~ん、あの、カレーをもう一品!こっちのやつを!!」
店主 「ハイ~」
記者 「あっ、それから、ライスはイイでーす!!」
店主 「ハイ~」
くっ…オレは何を愛想振りまいて注文してんだ!弱っちいな~(汗)店主もナゼか過剰に喜んでたが…まあ、いっか!
そうして少しの間、オリエンタルな空間に身を任せ気取っていた記者に地獄の試練が始まった。

スタッフの女性が次のカレーを、店主が特盛りのライスを持ってきたのである(汗)
あの…確かライスはイイでーす!って言いましたよね(汗)
ライスはイイ!ライスはイイ!!ライスはイイ!!!って……ライスは………イイ?
も、もしかして(汗)“イイ”って、美味しいって違う方向に勘違いしちゃったのですか(汗)
カウンターの上にはカレー(新しいの)、ライス(食べかけ)、ライス(特盛り)が所狭しと並んでる(汗)
ど、どうすんだよ…こ、こんなに沢山…(涙)
し、仕方ない!!この空間の中では平らげるしか……ない!!!
口元は微笑んでいるものの、視線はスルドイ店員が見守る中、時折、笑顔でアイコンタクトを取りながら、しかし冷静に味の分析だけはやっていた。(この先は味わい編で!)
もうどれくらい食べただろう…二皿目のライスが残り三分の一…“食べる”というより“作業”に成り代わったころ、女性スタッフが不適な笑みを浮かべながら(視線は変わってません;)奥の方から出てきた。
女性スタッフ 「コレ、マスターカラノ、サービスデス」
えっ…(汗)な、なんてことするんだ!やっと積み上げてきたピラミッドタワーを一気に吹き飛ばすようなマネをして(涙)

カウンターに供されたのは3・40センチはあろうかという巨大なナン…(汗)
ふ~…こ、このカウンターの上を見て、的確な判断が出来ないのか?
この状況を見て、まだ“サービス”を思いつくとは何と素晴らしいアイディアー!!恐れ入ったよ!!!
カレー(食べかけ)、ライス(完食)、ライス(食べかけ)…こ、これでどうして料理を追加できるんだぁ!できるんだぁ!できるんだぁ!できるんだぁ!(やまびこ)
しかし記者は、むなしく響く“やまびこ”を打ち消すように、笑顔で“サンクス”と答えながら怪物ナンを撃破!!
良かった~!残したりしたら何を言われるか分からない!!
でも、もう水一滴も入らないぞ!良くぞやり遂げた!!ナ~イス!グゥ~ド!!グレイト!!!ブラ~ボー!!!!グッジョブ!!!!!
そうやって知っている単語を自分へのご褒美として、ひとりヨイショをしていたのもまたまた束の間…ここでまたしても女性スタッフが不適な笑みを浮かべながら白い液体を持って奥の方から出てきた(汗)
記者 「こ、こ、こ…これは?」
こぼれ落ちそうになる涙をこらえながら尋ねると…

女性スタッフ 「コレ、マスターカラノ、サービス、ラッシーデェ~ス」
もうラッシーも、ネッシーもいらねい!お願いだからサービス地獄から開放してくれー!!
このあと、店主となるべく目を合わせないようにし、尚且つ、女性スタッフが出てくるたびに、いちいち体を硬直させながらラッシーをやっつけていたのは言うまでもない。(つづく)
撮影場所 福岡県福岡市中央区天神 インド料理・SURAJI(スラージ)