2010年3月13日

Archive for the ‘カナール’ Category

鶏の醍醐味をチーズで味わう

Posted by 記者Y On 11月 - 6 - 2009

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牛や豚の旨味はギリっとした食感と脂の旨味が重なり合い重厚な味わいを醸し出す。しかし、今回ご紹介するのはそれじゃない。上品でいてコクのある旨味を持つ鶏を使った一品、地鶏のチーズ焼き







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地鶏特有のシッカリした食感に、不純物ゼロの身肉の旨味が食を進ませる。味わいはドッカリと覆いかぶさったトロ~リチーズに酸味を持ったトマトソースが絶妙に絡み合い、マッタリした中にも酸味のキレが輪郭を際立たせていることが伺える。







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また、クリームソースは若干のマイルドさを持たせるためでもあるが春へ向けた雪融けを思わせ見た目にも華を添える。中心にかました大葉も青々しい風味を漂わせ、隠し味として威力を発揮しているところも見逃せない。







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でっ、ここまでのご説明で仕舞いのように思われたアナタ…鶏の醍醐味を忘れてはいけない。最期まで引っ張ったこの料理のキモは皮だ。ペキペキに焼き上げられた皮の食感は歯に心地良く、香ばしさも手伝って食にリズムを生む。さあ、アナタもこの地鶏のチーズ焼きを食して、軽快なステップ(舌鼓)を刻んでみてはどうだろう。ちなみに記者はメタボだが、こちらのステップならかなり達者だ。



撮影場所 大分県佐伯市 無国籍料理・カナール

山海の風味が駆け抜ける

Posted by 記者Y On 10月 - 18 - 2009

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秋に入って気持ちの良い風が窓から吹き抜ける。こういうとき、いつもなら“朝ビール”するところだが最近はアルコール漬けのため思わずウォーキングなどしてしまった。朝からビッショリと汗をかき、シャワーを浴びて涼やかモード。こうなったらもうランチに出掛けるしかない。向かった先は無国籍料理・カナール、頼んだのは海・山の幸のグラタン。グラタンを店で食すのは初めての記者…想像していたものとまるで違う料理が供された。





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グラタンというとベシャメルが形をなしスプーンでザックリとすくい取るイメージがあったのだが、ここの“リアルグラタン”はさにあらず、表面のサックリを過ぎるとシットリとしたスープ形態。意外だ。





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味わいはチーズの焦げた香ばしさとコク・塩っぱさが全体を覆っているが、ベシャメルの甘さ、エビ、ホタテ、エノキ、シメジといった山海のドッシリした香りもあとから追いかけてくる。この香りは決して口内に留まらず鼻腔から駆け抜けて行く。





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もちろん、残ったスープもカリっと焼かれたブレッドにつけて完食したことは言うまでもないが、このあとワインも少々……。結局、アルコール漬けなのは変わらない。



撮影場所 大分県佐伯市 無国籍料理・カナール

オジサンにミスマッチの料理

Posted by 記者Y On 9月 - 23 - 2009

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記者は朝食をシッカリと取る方なのだが、休日の朝は少し我慢してブランチに出掛けるのが何となく最近のYブーム。今回は店内をすべて女性が埋め尽くす中、オジサンが頼んで良いのか悩みながらもガンバって頼んだボローニャ風ラザニアをご紹介しよう。






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テーブルに供された瞬間から、焦がされた香ばしい香りが立ち昇り自己主張を始める。トロ~リと溶け落ちたチーズがまるでドレスのようにプレート全体を覆い尽くすが、ベカ焦げした表面と異なるのがその内部。







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恒例のクラック・カットでズブリと切り込むと、パスタ(ラザニア)ベシャメルソースミートソースの柔らか層が甘・旨い味わいを予感させる。トロけたパスタにベシャメルが絡まった様は女性ならずともウットリで思わずムフフ顔だ。







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味わいはベシャの甘さ、ミートの旨さ、パスタのムッチリとした小麦っぽさ、それにチーズのコク・塩っぱさが重なり合って、旨・スイートなハーモニーを奏でる。もちろん、甘さだけのライトなものではなく、挽肉のドッシリとした旨味が全体を重厚にしていることは言うまでもない。


このオジサン(記者)にミスマッチのラザニア……唯一問題があるとすればそれは注文するタイミングだけか。



撮影場所 大分県佐伯市 無国籍料理・カナール

酢鶏

Posted by 記者Y On 8月 - 27 - 2009

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フランスイタリアではパンを主食とし、料理やワインにパンを合わせるスタイルが普通。アッサリと軽く、おまけにスタイリッシュで大人なイメージがある。記者もイタリアンのときはパンを頼むが、この日はいつもと違って完璧に“メシ”の欲しくなる一品だった。今回は地鶏のソテー・バルサミコソースをご紹介しよう。







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どれを頼んでも間違いがないココの地鶏料理。以前ご紹介した“オーブン焼き”や“チーズ焼き”もマッタリと旨みが太い一品で、まさに洋食といった感じ。ただ、このバルサミコのは少しだけその存在するエリアが違う。例えるなら中華の酢豚っぽい感じで、使われているのが地鶏だけに“酢鶏”といったところか。








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鋭角な酸味が鼻腔から抜けていき、オリエンタルな雰囲気を醸し出す。この酸っぱさは完全に酢豚のそれだ。もちろん、バルサミコが持つもう一つの特徴コク・甘なところも楽しめるから、一度やってみると良い。ただし、パンではなく“メシ”をセレクトすることをお忘れなく。




撮影場所 大分県佐伯市 無国籍料理・カナール

王のソース

Posted by 記者Y On 8月 - 23 - 2009

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鶏肉の調理方は、刺し、蒸し、煮、、茹で、と色々あるが、鶏肉自体の荒々しい旨みを感じたいなら、やはり焼きが一番。今回は、その荒々しさを高貴な衣装で包み込んだ地鶏のオーブン焼き・ロワイヤルソースをご紹介しよう。


ここのソースは、どれも華やかで重厚な味わいのものが多い。トマトソースやチーズをふんだんに使っているからなのだが、ロワイヤルソースもやってくれた。






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ドッカリとのさばったチーズはトロ焦げ状態で、プレートを覆いつくした様は“王のソース”と呼ぶに相応しい仕上がり。味わいは、コーンポタージュっぽいミルキーな甘さとチーズのコク塩っぱさが融合した絶品で地鶏に良く絡まりつく粘度。しかし決してしつこさはなく、これ…女性は絶対にハマル。






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でっ、肝心の地鶏の方はというと、オーブンでこんがりと焼かれているだけあって香ばしさが力強い。食感も肉の詰まり具合を感じるが決して硬い訳ではなく、舌触りはベリーソフトリー。もちろん臭みなど皆無だ。


記者もこれまで鶏料理を色々と食してきたが今のところ歴代トップ…。出来れば次回はクイーンと共に味わってみたい。




撮影場所 大分県佐伯市 無国籍料理・カナール

チキンなのに男らしいドリア

Posted by 記者Y On 8月 - 12 - 2009

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ドリアと聞くと、焦げたチーズとベシャメルソースがライスに掛かった、甘・香ばしい味を思い浮かべる。オフホワイトに染まった様はとても可愛らしく、何となく“女の子”を連想させる。

しかし、今回ご紹介するのはそれじゃない。こんがりと焼けた肌にゴットリとした存在感…ベリーワイルディーな“野郎”を連想させるチキンドリア






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皿全体を覆いつくすハリハリの焦がしチーズとベシャメルは、レモンの鋭角な香りを引っさげ“食べ応え”を食す前から訴えてくる。フー、フーっと、舌が火傷しないように、しかし、冷めすぎて旨さが逃げないようにカスタマイズる。






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口に運ぶと、焼き焦がされたチーズの香ばしさとベシャメルの柔らかな甘さが伝わってきて思わず恵比寿顔になるが、特筆すべきは内部に仕込まれたライス。シッカリとした旨味が施されていて良い意味で期待を裏切られる。






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ニンニクに…ソース?バター?とにかくコク・ウマのライスと淡白なチキンが渾然一体となり食す者を虜にする。また、中心部に潜んでいる半熟卵黄もサプライズを演出してくれるから退屈しない。


さあ、このアブノーマルなカナールのドリアをしこたま喰らって女々しいヤツは皆、本物の“漢(おとこ)”になれ。
※アメリカでは臆病者を“チキン”と比喩します。


撮影場所 大分県佐伯市 無国籍料理・カナール