記者がラーメンを食すのは明日になる手前…要するに“〆ラー”なのだが、ほとんどの方は昼か夜の食事どきだと思う。今回ご紹介する大勝軒はその常識を打ち破った朝からやれるラーメン“朝ラー”の実力を持っていた。
まず見た目だが、これは昔からあるシンプルでホッとさせるラーメン相ではなかろうか。媚びず無理せず、ひたすら実直に育まれてきた…そんな愛らしさを感じる。立ち昇ってくる香りも仄かな獣臭を掴み取る程度で嫌味がない。“朝からやれる”というのもそんなところから来ている。

スープはサラリとしているが決してヤワじゃない。ニンニクの風味に丁度良い具合の塩分が重なり合い絶妙なバランスを保ちまくる。ジンワリと伝わってくる旨味とコクも特筆ものだ。
麺は中太緩(ユル)で佐伯ラーメン仕様。細麺硬(カタ)が好みなマニアの方には間違いなく出来損ないに感じる仕上がりだが、この感覚に慣れてくるとコレじゃなきゃ物足りない。

チャーシューはピンと筋の入った茹で上がりで一見、味が抜けていそうだがさにあらず。醤油ダレの旨味がシッカリと染み込んでいて心躍る。
でっ、この道に足を踏み入れている者ならば一番気になっているであろう“大勝軒”という屋号。ここの店主は関東でかなり修行を積んだ…と言いたいところだが……つけ麺で有名な大勝軒とは縁も所縁もないピュア佐伯ラー。あしからず。
撮影場所 ラーメン大勝軒
大分県佐伯市大字海崎片山1370-1
0972-27-6464
営業 11:00~21:30
定休 月曜日













