2010年9月3日

Archive for the ‘ラーメン’ Category

佐伯ラーメンの夜明け

Posted by 記者Y On 5月 - 13 - 2010

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“佐伯んし”と“一部のラーメンマニア”の間でのみ通用する“佐伯ラーメン”という呼び名……全国にも九州にも“まだまだ知られていない地ラーメン”というのが佐伯ラーメンの現在の位置付けで、“地ラーメン”と名乗る以上、誰もが知ってる定義が必要だと記者は思う。


では、佐伯んしの間では“佐伯ラーメン”の定義は成り立っているのか?佐伯ラーメン=ニンニク(と思っていた;)が成り立たないなら、明確なスタイルは存在しないのではなかろうか。博多とも長浜とも久留米とも違う豚骨スープ。ニンニク(を使っている店)も熊本のような香ばしさは放っちゃいない。この辺から主張していかなければ一歩前には進めないのである。






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そんな記者の疑問に答えを出してくれたのが今回ご紹介するラーメン白龍佐伯荒節(さいきあらぶし)。佐伯荒節はNEO佐伯ラーメン荒節とんこつを融合させたキメラ味で、店側の説明でも“ジャンクで好き嫌いが分かれます”といった但し書きが成されている。


ただ、バカ売れするやつは大概が“好きか嫌いか”に完璧に分かれ“ふつう”はないから、どれだけ伸びるか先が楽しみだ。


味わいは醤油ダレがかなり主張し塩分が効いている。背脂のギトギトも重厚度に輪をかけ、なるほど白龍デフォルトとはかなり違うイメージだが、最後にカツオ出汁がドスンと襲ってきてヘビーな味にキレを持たせているところは見逃せない、この風味は毎日でもやれる。






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もちろんチャーシューの甘ウマさや塩梅の良い味玉も健在で、トッピングに物足りなさは一切感じさせない仕上がり。ホント、白龍のラーメンは完成度高いのだが……。






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でっ、この佐伯荒節、というか最近の白龍……麺に使う小麦粉のブレンドを変えている。“オーション”この名前を聞いてすぐにそれと分かる方はちゃんとラーメンマニアしている。オーションが何であるのかはまた別の機会に説明するが、ふつう、ラーメンには使用しない小麦粉(強力粉)とだけは述べておこう。


このオーションをブレンドした中細麺がズビズバ度を高めるだけではなく、甘さというか旨さというか麺自体にコクを持たせている。確かに佐伯ラーメン特有のベチョドロ・中太緩(ゆる)な醍醐味は味わえないが、蕎麦っぽいクールさを醸し、これはこれで面白い。


佐伯ラーメンに明確なスタイルは存在していない、ならば新たに創っていけば良い……。ラーメン白龍が歩み始めた第一歩がそのことをいつか証明してくれるに違いない。記者はそう信じている。


撮影場所 大分県佐伯市 ラーメン白龍

取材日 平成22年5月

動画・ラーメンだけじゃ終わられない!

Posted by 記者Y On 4月 - 12 - 2010

記者YとリポボーイSが大分県佐伯市の中華料理・白鳳からラーメンと焼き飯を実況中継する『ラーメンだけじゃ終わられない店』

中華そばと佐伯ラーメンの融合

Posted by 記者Y On 3月 - 10 - 2010

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四国にうどんだけ食させる店がある。“うどん専門店ならどこでもそうだ”という声が聞こえてきそうだが、言いたいことはちと違う。ど田舎なのに休日ともなれば長蛇の列、お婆さんが自宅を開放し旨いうどんのみを提供するあの仕様。今回は、そんな空気で客を集めそうなラーメン福亭をご紹介しよう。


初めての場合、入店していきなり戸惑うことになる。壁に向かったカウンターに人類みな兄弟的な相席テーブル(×2)、そしてかなり高い天井、殺風景度はかなりのもの……店主も“別の空間”でラーメンを作っているため、慣れていなければ何となく“ポツン”と置き去りにされた感さえ憶える。





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がっ、一度ラーメンを啜りだしたらそんなことは即座に忘れさせられる。メニューはコッテリ、大盛り、メガ盛り(のチャーシューバージョンも)はあるものの基本“ラーメン”のみ。スタイル的には326来々軒と同じ潔さで“勝負”している空気がビシバシ伝わってくる。





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麺は中太プルモチの縮れ麺で佐伯んしには新食感。“口の中で踊る”ってこういう感じだと教えられる。





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具はメンマ、モヤシ、(セルフ入れの)刻みネギとノーマルだが、醤油ダレがシッカリ染み込んだチャーシューはかなりポイント高で退屈しない。煮玉子があるともう少し奥行きが出てきそうだがココ(福亭)はこのまま行くのかな。


でっ、特筆すべきはやはりスープ。太いニンニク風味の奥から乾いた鶏ガラの旨味が滲み出る様は佐伯にはないスタイルで、中華そばと佐伯ラーメンが融合したよう。あとに残る香ばしさが何なのかは分からないが次は“メガ盛り”を決意させるサッパリ度で……間違いなく佐伯にまた新しいラーメンスタイルが息づいた。機会があれば是非。



撮影場所 ラーメン福亭

取材日 平成22年3月9日

0972-25-1455

大分県佐伯市駅前1丁目7番5号

営業 11:00~21:00

無休