2010年3月14日

Archive for the ‘あぶり屋’ Category

さみなべの呪文

Posted by 記者Y On 12月 - 6 - 2009

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“寒…鍋”、“サムい、ナベだろ”、“さみぃ~、なべだな”こう呪文を繰り返して夜道を歩く。寒さが日に日に増してくるとやっぱりコイツが恋しくなる。今回は極寒の夜を飾る特別なしゃぶしゃぶをご紹介しよう。

記者は牛しゃぶ、豚しゃぶを好んで食さない。“いやいや、しゃぶはアッサリで美味しいよ”そう言いたい方、しばし待たれよ。そうじゃない、言いたいことはそれじゃない。“しゃぶ”が悪いのではなく、使う相手を間違えているのではないかと言いたいのだ。



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地頭鶏しゃぶしゃぶ。朝引きされた鶏肉は新鮮で生臭さは微塵もなく、刺しでも食せるツヤツヤの肉肌。よって火を通す必要はほとんどない。軽く霜を降らす程度、そう、10秒も風呂に入ってもらえば充分なのだ。





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見た目は薄っすらと赤身が残る仕上がり。味わいは雑味のない甘味がまず来て、噛み締めているうちにジュンジュンと旨味も追いかけてくる仕組み。口に残る風味もウブで産卵したことのない雌の鶏だけを使用しているというのもうなずける。


だが、特筆すべきはその食感。肉厚にカットされた身肉が適度な噛み応えを生み下アゴを喜ばせる。これは腹に入れたものだけが分かる感覚で、“しゃぶは鶏だ”と記者が言い切る理由である。





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また、このしゃぶしゃぶには一緒につくねも付いてくる。フックラ、ギッチリ詰まった肉質とコクのある旨味がスープと胃袋に良い出汁を醸し出す。竹包丁で団子状に切り分けるのも楽しみの一つで、彼女とイチャイチャしながらやってもらいたい。





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でっ、仕上げはもちろん雑炊。タップリと染み出た鶏の出汁に飯粒をバシャりと投げ入れる。アッサリした旨味は繊細で、ピュアな鶏の風味だけが鼻腔を駆け抜ける。アツアツのところをイッキに食されよ。


さて、実は、記者は今週も呑み会があと1回…極寒の夜も手伝って、“さみぃ~、なべだな”を繰り返してしまうことはまず間違いない。あなたも“さみなべの呪文”を唱えたら、炭火・あぶり屋地頭鶏しゃぶしゃぶを目指せ。



撮影場所 大分県佐伯市 炭火・あぶり屋

東国原知事からの贈り物

Posted by 記者Y On 8月 - 4 - 2009

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記者の地元・大分県のすぐ下に位置する宮崎県は新しい知事の出現で、いま旬をむかえている。


“なんとかせんにゃいかん”そう言って売り出した宮崎地鶏…JAS規格の変更に伴い、今や宮崎県で唯一“地鶏”を名乗れる地頭鶏(じどっこ)炙りを今回はご紹介しよう。





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シットリ瑞々しい地頭鶏の肉塊を網の上にドッカリ乗せると、沈黙を続ける炭に向け鶏脂の空爆を始める。


バル、バル、バリバリバババ…眠りから覚め赤々と怒りだす炭火からは途端に白煙が昇り香ばしい匂いが充満する。この香りだけで酒が呑めてしまう程だが焼きすぎは禁物、レアな状態で即座にひっくり返す。


ここで大切なことは、この地頭鶏が生でも食せる鮮度だということ。もちろん、ここのは朝イチで息を引きとった者達ばかりだからレアで良く、焼けたかどうか確認する必要はないのだ。





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裏返して10秒だけ数えたら、塩、ニンニク醤油、柚子胡椒の中から好みの味を見つけ出す。塩は甘味、ニンニク醤油はコクのある旨味、そして柚子胡椒はツンとした辛味と柚子の香味が小ジャレた味を醸し出す。


ただ、どの調味を加えても、雑味や妙な臭みなどを感じることがないから安心で、噛み締めていると鼻腔からはピュアな鶏の風味が抜けて行く。


是非あなたにも、この外バリ、中ジュワの地頭鶏レア炙りを一度体験してもらいたい。知事には悪いが、もちろん佐伯で。


撮影場所 炭火・あぶり屋

0972-22-1749

大分県佐伯市内町7-8

営業 17:30~24:00(LO23:00)